25.バンの子育て その2

公園のバンは一年に3回も出産し、ほとんどの子を大人に育て上げる子育ての名人です。
でもそれは、先に生まれたお兄ちゃんたちが、同じ年の後から生まれた小さな兄弟のめんどうを見るため沢山の雛が育つのです。

先に生まれたお兄ちゃんたちは、一月あまりで若鳥に成長します。 産まれたときの黒い毛から、薄茶色に変わり、バンとは別の種類のようです。

バンのおにいちゃんは、次の出産に備え自分達が育った巣のリフォームから生まれてきた赤チャンの育児まで手伝う立派な子供です。
c0139960_1414144.jpg
巣のリーフォムためにスイレンの花びらを集めるバンの若鳥

バンは雑食で水草などを良く食べますが、お兄ちゃんは赤チャンのために餌を一生懸命探してきて親のように与えます。

でも、おにいちゃんもまだ子供でお母さんに甘えたくなってしまう時もあります。  魚を見つけたお母さんをめがけて、今まで面倒をみていた赤チャンと競争をはじめました。
c0139960_154736.jpg
赤チャンと競争するお兄ちゃん

こんなに親のお手伝いをするバンのお兄ちゃんたちですが、秋には皆公園から追い出され川沿いに自分のテリトリーを探す旅にでます。  でもいい場所には先に住むバンがいて前途多難な旅でしょう。
c0139960_283533.jpg
追い出されるバン
[PR]
by ffsuzuki | 2008-03-04 01:55 | 野鳥の生活
<< 26.迷惑な雑草イノコヅチの役割 24.バンの子育て その1 >>