53.松の花が好きな鳥

おなじみの松の木ですが、春に同じ木に雄花、雌花を咲かせます。 
下の写真の空に向かってニョキニョキと伸びた新芽の先端にある丸いのが雌花です。 
そして新芽の下の方に鱈の白子のようにファファと束になって咲いているのが雄花で、盛んに花粉を撒き視界をさえぎります。

ちなみに松かさは松の果実です。

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松の花

松には赤松と黒松がありますが、海辺に防砂林として植えられいるのは塩に強い黒松です。
その黒松ばかりの公園にカササギのカップルが栄巣しています。

何故、松しかない公園で子育てするのでしょう。
そうです カササギは松の花が大好物なのです。
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松の雄花をくわえたカササギ

そして地面に降りて、ゆっくりと松の雄花を味わいます。
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松の雄花を食べるカササギ

カササギは主に北九州で生息するカラスの仲間ですが、まれに近畿でも繁殖するそうです。

またカササギは百人一首にも登場する歴史のロマンに満ちた野鳥でもあります。

『かささぎの渡せる橋に置く霜の白きをみれば夜ぞふけにける』大伴家持 

天野川にかささぎが翼を重ねて橋をつくり逢瀬がかないます。
そのかささぎ橋は枚方駅前天の川が淀川に注ぐ合流点に今もあります。 

たまには車から降りて橋に描かれたカササギの絵も見て下さい 
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枚方のカササギ橋
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by ffsuzuki | 2008-04-27 03:09 | 野鳥の生活
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