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7.野鳥の足(陸鳥)

野鳥の足について調べて見ました。
まずは山野で囀る陸鳥から見てみましょう。
足の指の数は皆4本で、通常木に止まる時は前に3本、後ろに1本で木の枝に固定します。


下の写真はヤマガラですが前に3本、後ろに長い指が1本回りこみガッチリと体を支えています。
7.野鳥の足(陸鳥)_c0139960_62421100.jpg
ヤマガラの足

定番のフンバルセッカですが、前に三本の指を出しています。
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セッカ

このように通常の野鳥は前に3本、後ろに1本が基本です。

これに対して、殆ど木にばかりいるキツツキやフクロウは前に2本、後ろ2に2本の指を回して体を支えます。

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コゲラの足(前に2本、後ろに2本)

木に登るときは下の写真のように足を使います。
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木登り中のコゲラの足

下の写真はアオバズクの足です。
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アオバズクの足

木に止まる時は前に2本ちょこんと出して、止まります
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木に固定するには前後に2本づつのほうが安定し、勢い良く飛びたつには後ろに1本だけの方が都合が良いためではないかと考えています。
by ffsuzuki | 2008-02-17 06:32 | 野鳥の生活
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