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36.ひょうきんなホシゴイ

今も二条城の南に平安京の御所の中央にあったと言われる神泉苑がひっそりと残されています。  その神泉苑のパンフレットに大きくゴイサギ(五位鷺)の名前の由来の説明があります。

醍醐天皇が神泉苑に行幸になったときに
鷺が羽を休めており、帝は召使いにあれを捕らえて参れと仰せられた。
召使いが呼びかけると、鷺は地にひれ伏して、おとなしく捕まったため、
帝は大いに喜び、鷺に「五位」の位を賜った。
それ以来、鷺は「五位鷺」と呼ばれ、謡曲にも謡われるようになったそうです



ゴイサギの紺色の帽子と後頭部の白い冠羽が貴族の冠(烏帽子になる以前)に似ているから、それ以前から五位鷺と呼ばれていたのでは・・・と私は考えています。

そのゴイサギですが、餌をとるときは何時間でも全く動かず、観察するにも根気のいるサギです。   2時間もまってやっと婚姻色のオイカワをとってくれたところですが、それまでは微動だにしませんでした。
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やっとオイカワを捕まえたゴイサギ

そんなゴイサギですが、ホシゴイと呼ばれる幼鳥(成鳥になるには2年かかる)時代はとてもオッチョコチョイでひょうきん者です。   
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ゴイサギの幼鳥・ホシゴイ

ホシゴイの時代は餌をとるときも、静かにまてず川をバシャバシャ走り回り、魚を中々獲れませんでした。

カルガモの雛にもヒョコヒョコちょっかいを出そうとし、母からローキックの一撃をうけたりもします。
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カルガモにローキックされて逃げるホシゴイ

野鳥は親と同じ大きさになってから、生き残る知恵をつけるのにとても長い時間が必要なようです。 ホシゴイは幼鳥の区別がすぐできるので、失敗ぶりが目立つだけかも知れません。
by ffsuzuki | 2008-03-14 05:43 | 野鳥の生活
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